腐植についての定義

 故 内水 護 理学博士によって1986年提唱された「土壌生成理論」、通称内水理論を基にした研究から“腐植”と呼ばれる物質には、機能性を持つ“腐植”と機能性を持たない“腐植”が存在することが分かってきました。

 この内水理論の土壌生成メカニズムを用いて、工業的に“腐植”を生成するとその“腐植”からは昔からそれぞれの地方でいい伝えられてきた諸機能を確認することができます。この“腐植”を私どもはこれまでの”腐植”と区別する意味で“腐植前駆物質“と呼ぶことにしました。

 自然界では、土壌生成メカニズムによってこの“腐植前駆物質”が常に生成されていますので、機能性のある“腐植”にはこの”腐植前駆物質”が含まれ、機能性の弱い“腐植”にはごく微量の“腐植前駆物質”しか含まれていない、ということになります。

腐植物

 上記模式図より機能性を有する“腐植”は、自然界では主に「B」の混合物の状態で存在することになります。私どもは、この物質を“腐植物”と呼ぶことにしました。

腐植物
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